新宿と言えば、日本で一番の歓楽街、オフィスビルといったイメージがありますが、西新宿のビル群の一角には、緑の豊かな新宿中央公園があります。
そんな新宿中央公園と隣接する、パワースポットをご存じでしょうか。
「十二社熊野神社」です。
熊野神社は新宿の中で、パワースポットとしてとても人気の由緒ある神社です。
ここでは、熊野神社の由緒や文化財についてご紹介します。
新宿のパワースポット熊野神社の由緒とは?
新宿のパワースポットとしても人気の熊野神社の由緒をご紹介します。
西新宿に加えて新宿駅周辺や歌舞伎町を含む地域を氏子町の範囲としていて、新宿の総鎮守とされます。
熊野神社は、室町時代に中野長者とよばれた鈴木九朗の故郷、紀州熊野三山より十二所権現をうつし祠ったといわれています。
そのため、周辺の地名を十二社(じゅうにそう)といわれるようになりました。
江戸時代には「熊野十二所権現社」と呼ばれ、幕府によって社殿の補修などが何度もおこなわれています。
享保年間には、八代将軍吉宗が参拝するようになり、戸西郊の景勝地として賑わい、文人墨客も多数訪れました。
現在の「熊野神社」と改称したのは、明治維新後のことです。
新宿のパワースポット熊野神社の文化財とは?
パワースポットとしても人気の熊野神社で、江戸時代以来の多くの文化財が保管されている、ミニ博物館「十二社熊野神社の文化財」の一部をご紹介します。
●十二社の碑(新宿区指定史跡)
十二社の碑は、嘉永4年3月に建てられた記念碑。
十二社の池や滝を有する江戸西郊の景勝地であることを記した書は、江戸後期の書家である中川憲齋(なかがわ けんさい)によるものです。
●七人役者図絵馬 (新宿区指定有形文化財)
桜の大木の下に七人の歌舞伎役者のふんそう姿と十二支の動物が描かれた大絵馬です。
江戸時代中期の浮世絵師、一筆齋文調(いっぴつさい ぶんちょう)によって描かれました。
●太田南畝の水鉢(新宿指定有形文化財工芸品)
外部が幅150cm、高さ60cm、奥行64cmもある大きな水鉢で、文政3年の頃の盛大な祭礼の際に奉納されたとされています。
蜀山人の別号で知られる狂歌師、太田南畝(おおた なんぽ)の書による銘文が刻まれています。
そのほかにも、歴史ある貴重な文化財がいくつも保管されています。
ぜひ一度、熊野神社に足を運んでみてください。
●熊野神社の所在地:東京都新宿区西新宿2-11-2
●アクセス:JR新宿駅よりバス5分
●新宿西口バスターミナル16、17番より永福町行き、佼成会聖堂前行き、渋谷行きバス停十二社池の下で下車
●都営大江戸線 西新宿五丁目駅A1出口より徒歩4分
●都営大江戸線 都庁前駅A5出口より徒歩5分
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まとめ
パワースポットとしても人気の新宿の熊野神社をご紹介しました。
大都会のイメージが強い新宿ですが、住環境としても優れたエリアが多くあります。
そんな新宿にお住まいの際は、きっと充実した日々を過ごせるでしょう。
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