土地開発や相続時の土地分筆などによって生じることの多い狭小地ですが、活用が難しいので売却を検討される方も多いのではないでしょうか。
しかし、狭小地に建てられた家は売却しづらいといわれています。
今回は、狭小地の家が売れないといわれる理由や、狭小地でも売却に成功する方法についてくわしくご紹介しましょう。
狭小地にある家が売れない理由とは?
なぜ狭小地の家は売れないのか、その理由として大きいのが、住宅ローンが組みづらいことでしょう。
どのような土地を狭小地というのか、定義は明確になっていませんが、一般的には15~20坪以下の土地のことを指します。
このような土地は担保価値が低いと判断され、住宅ローンの審査基準をクリアできない場合が多いのです。
もちろん金融機関によっては狭小地でも組める住宅ローンを用意しているところもありますが、そのような金融機関を探すことも手間であることから、「狭小地は売却しづらい」というイメージが付いたのでしょう。
また、民間の金融機関が扱う住宅ローンより審査基準が高いフラット35についても、狭小地だと利用できないケースが多くなっています。
住宅ローンを組めないとなると現金での一括購入を検討するか、ノンバンクが扱う金利の高いローンを利用する方法を選択することになるため、買い手が見つかりにくいのです。
狭小地にある家を上手に売却する方法
売却しづらいのが特徴の狭小地ですが、コツやポイントを押さえれば売却に成功できる可能性があります。
市場での売却を希望されるのであれば、狭小地の取り扱い実績が豊富な不動産を探して仲介を依頼しましょう。
仲介での売却が難しいようなら、買取業者に買い取ってもらう方法も検討すべきです。
売却期間が長引くと不動産を管理する手間や税金などの費用がかかり、負担が大きくなります。
買取の場合、買取価格は市場価格の6割程度になるという注意点はありますが、すぐに現金化したい方には最適な方法といえるでしょう。
もう1つの売却方法として、隣地の所有者に狭小地を買ってもらえないか打診してみるのもおすすめです。
狭小地を購入して庭や駐車場などとして活用したいと考えていれば、話がまとまる可能性があります。
直接交渉するのが難しければ、不動産会社に仲介を依頼してみるのも良いでしょう。
まとめ
狭小地に建てられた家が売れないといわれる理由には、住宅ローンが組みづらいことが挙げられます。
市場での売却が難しい場合は、買取業者に依頼する方法や隣地の所有者に購入を打診する方法などもあるため、慎重に検討してみると良いでしょう。
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