住宅購入というと、つい「建物」に注目しがちですが、実は同じくらい大切なのが「周辺環境」です。
実際に暮らす街はどのような周辺環境なのか、住んでからのイメージとのギャップがあっても、不動産の場合は簡単に返品交換ともいきません。
今回は、「周辺環境」をテーマに確認すべきポイントや調べ方をご紹介します。
後悔しない住宅の選び方として、ぜひご覧ください。
住宅の選び方のポイント「周辺環境」のどこを見る！？
一般的な住宅の選び方として、おさえておきたい周辺環境の要素を見ていきましょう。
まずチェックしたいのが「施設」。
施設といってもさまざまですが、「買い物施設」「公共施設」「教育関連施設」は確認すべきポイントです。
住宅の付近にあることを確認しておくと、住んでから便利なのは、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店、弁当屋、クリーニングなど。
公共施設としては、役所、郵便局や銀行、病院やクリニック。
教育関連としては、学校はもちろん、図書館や公園を確認したいですね。
住宅の選び方で大切になる要素に「交通」もあります。
最寄りの駅、バス停はもちろん、住宅の周りの交通量をチェックします。
始発や終電も確認しておくと、仕事で遅くなっても大丈夫かなどもわかりますね。
子育てファミリーや女性にとって「治安」も見るべきポイントです。
たとえば、最寄駅を確認しながら、人通りや街の雰囲気を確認するのも大切です。
くわえて、「今後の街開発」も確認しておくとよいでしょう。
付近に大型の商業施設ができたり、駅前の再開発があったり、場合によっては風俗店出店のリスクなど、将来を見据えて考慮できますよ。
後悔しない住宅の選び方のために！知っておきたい周辺環境の調べ方
できるだけ効率的な住宅の選び方をするには、周辺環境についても複数の調べ方を活用することが有効です。
基本は、実際に歩いて自分の目で確かめること。
一見、治安がよさそうにみえても、「〇〇しないでください」などの看板があれば、マナー違反する人が多いことなど予想できます。
日中と夜間の時間帯で、周辺や駅までの道や人通りの違いも確認しましょう。
また、現地にいけないときにも、ネットを使って情報収集ができますね。
クチコミ情報以外にも、警視庁や自治体が公開している交通事故や犯罪情報、災害についてはハザードマップなどを確認しましょう。
まとめ
「周辺環境」は、住宅を選ぶ段階でしっかりとチェックしておかないと、住んでから気になる点がでてきて、不満になりやすいポイントです。
ぜひ、この記事の選び方も参考に、住宅以外の周辺にも目をむけて、家族にぴったりな住まいと街をお選びください。
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