働きながら子育てをするうえで欠かせないのが、子どもの保育園です。
しかし以前から日本では待機児童数の多さが問題となっており、子どもを保育園に入れるための活動である「保活」の大変さがたびたび話題にあがっています。
そこで今回は、新宿区の保育園の入りやすさやについて、待機児童の数や保育園数の推移、そして保育園に入るための選考基準を交えてご紹介していきます。
新宿区の待機児童は年々減少!保育園への入りやすさも改善傾向に
東京都新宿区は、東京都庁を有し多くの企業が集まっているなど、東京都民にとっては政治やビジネスの中心地です。
また日本有数の繁華街でもあり、昼夜の人口数が大幅に異なる区でもあります。
そんな新宿区の保育園待機児童数は2010年には83人でしたが、2013年から2015年度では150人を超え、新宿区は保育所の大規模な整備を進めました。
その結果、翌年の2016年度からは待機児童の人数が減り始め、2019年度には2人、そして2020年度には1人にまで減少しています。
新宿区は保育園の数を増やして入りやすさ向上へ!定員数も大幅増
保育園への入りやすさは、当然ですが保育園の数に大きく由来しています。
先ほども触れたように、新宿区ではかつて待機児童数の増加を受けて保育園の整備に取り組みました。
また、保育園と幼稚園の特徴を持ち合わせた「こども園」の整備にも力をいれています。
その結果、2016年度には保育施設の定員数を523人増員、2019年度にも424人増員など、毎年保育園の数と定員数を増加させることに成功しています。
このように、新宿区は比較的保育園に入りやすいエリアだといえるでしょう。
保育園への入りやすさを決めるポイントは?新宿区の入園選考基準とは
新宿区における2020年度の待機児童数は1人でしたが、実際は認可保育園に入園できず、その他の保育サービスを利用しながら認可保育園への入園を希望しているという「隠れ待機児童」も少なくありません。
そのため、認可保育園に子どもを入れるためには新宿区の選考基準をしっかりと把握しておくことが大切です。
選考基準は細かくリスト化されており、それぞれ数値化されています。
たとえば親の就労時間は重要な選考基準のひとつですが、「週に何時間」「月に何日間」といった状況に応じて点数が割り振られ、最終的にあらゆる項目の合算値が多い家庭から優先的に内定が出る仕組みです。
また、保育に協力してくれる祖父母が同居、もしくは近隣に住んでいるかどうかも指数を大きく左右します。
各項目のリストは新宿区の公式サイトにて公開されているので、確認してみてくださいね。
まとめ
新宿区の保育園を取り巻く環境は改善され続けています。
しかし、隠れ待機児童問題など、まだまだ改善が必要な部分があることも事実です。
認可保育園に入れるためには、選考基準リストにしっかり目をとおし、対策を練って保活にのぞんでくださいね。
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