新宿区の高層ビル内にある「平和祈念展示資料館」をご存じでしょうか。
戦争の悲惨さや、戦後の苦労を、たくさんの資料や展示物から学ぶことができ、戦争を知らない世代にとって、とても勉強になる施設です。
そこで今回は、新宿区にお住まいを検討している方に向けて、新宿区で歴史を学べるスポット「平和祈念展示資料館」をご紹介します。
新宿区で歴史を学べるスポット「平和祈念展示資料館」の展示内容
新宿区にある「平和祈念展示資料館」は、戦争が終わってからも苦しい体験をされた方々の証言や資料を展示し、日本の歴史を伝える施設です。
「平和祈念展示資料館」の常設展示
●兵士コーナー
兵士とは、国のために家族を残し、戦地に向かって命をかけて戦い、大変な労苦を体験された方々です。
「赤紙」と呼ばれる臨時召集令状や、身分を証明するカード、女性たちが武運と無事を祈って作ったお守りなど、実物が展示されています。
出征する兵士の様子を再現したジオラマや、兵服なども、分かりやすく再現されていますよ。
●戦後強制抑留コーナー
戦後強制抑留者とは、戦争が終わったにもかかわらず、シベリアや旧ソ連など寒さが厳しい土地で、わずかな食べ物と劣悪な環境のなか、強制労働をさせられた方々です。
故郷を思いながら、現地の木で作った手製の食器や、手製の防寒靴下、衰弱死した最期の様子を伝える手紙など、こちらも実物を見ることができます。
体験者の証言や絵をもとに、収容所での生活の様子を再現したジオラマでは、わずかな食糧を分け合っていた様子が伝わってきます。
●海外からの引揚者コーナー
海外からの引揚者とは、敗戦後、必死の思いで日本に戻ってこられた方々です。
引揚者証明書や、上陸後に援護物資の配給を受けるために必要な引揚者通帳、氏名や行き先を記した名札などの実物が展示されています。
引揚船のジオラマでは、「白竜丸」の船底の情景を体験者の証言をもとに再現しています。
新宿区で歴史を学べるスポット「平和祈念展示資料館」の利用案内
新宿区にある「平和祈念展示資料館」では、常設展示に加え、戦後の労苦に関する映像作品を週替わりで上映するビデオシアターや、毎月第3日曜日には体験者の方が実際に語る「語り部お話し会」も開催しています。
東京都庁のすぐ近くで、入館料は無料ですし、ぜひ家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
「平和祈念展示資料館」の利用案内
●所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1(新宿住友ビル33階)
●開館時間:9時30分から17時30分(入館は17時まで)
●休館日:月曜日(祝日または振替休日の場合はその翌日)、新宿住友ビル全館休館日、年末年始(12月28日~1月4日)
●アクセス方法:都営大江戸線「都庁前駅」より徒歩約1分
●駐車場:なし
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まとめ
今回は、新宿区で歴史を学べるスポット「平和祈念展示資料館」の展示内容と利用案内をご紹介しました。
戦争に関する事実を知ることができる、とても貴重な施設です。
無料とは思えないほど、見応えがあるので、ぜひ訪れてみてくださいね。
※開館日などは、HPの最新情報を確認してください。
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