新宿区の文学にまつわるスポット「林芙美子記念館」はどんな人気施設なのか、この記事でご紹介します。
こちらのスポットの展示内容やさまざまな木々がある庭も注目ポイントです。
まだ訪れたことのない人、新宿区民やこれからそうなる人も、ぜひ林芙美子記念館の魅力を知ってください。
新宿区の文学にまつわるスポット「林芙美子記念館」はこんな施設
まずは林芙美子記念館の概要をお伝えします。
林芙美子記念館は一般150円、小・中学生50円という入館料の安さもあって、入館者が多いスポットです。
こちらは有名な作家・林芙美子氏が1941年(昭和16年)から1951年の約10年間、彼女が住んでいた家屋として一般公開されています。
ここで少しだけ、林芙美子氏のプロフィールに触れておきましょう。
林芙美子氏のプロフィール
林芙美子記念館は『放浪記』などの代表作で知られる有名な作家です。
1922年(大正11年)に上京して以来、たくさんの苦労を経験したことも。
1930年(昭和5年)に落合の地に移り住み、1939年には家を建設しました。
山口文象設計による家屋は数寄屋造りの平屋です。
芙美子名義の生活棟と夫で画家である緑敏名義の仕事場棟があり、それを渡り廊下でつないだ点も見どころの1つ。
この住居では、林芙美子氏の代表作「うず潮」「晩菊」「浮草」などが執筆されました。
通常の展示内容は?
こちらの通常の展示内容は、屋内だと茶の間と書斎、芙美子氏の母が使っていた小間(しょうま)で、屋外は庭です。
2021年の特別展時の内容は?
林芙美子記念館では、特別展示をおこなうこともあります。
2021年の6月から9月20日までは「林芙美子没後70年記念 旅導かれて」と題して生涯旅を好んだ彼女について特集。
特別展示にはとくに追加入館料などもいらないため、気軽に立ち寄って林芙美子氏の人生に思いをはせることも可能です。
新宿区の文学施設「林芙美子記念館」の庭も必見
家屋だけでなく「庭」にもぜひご注目を。
林芙美子氏が住んでいたころは庭一面に孟宗竹が植えられていました。
現在でも客間前にはその面影が見られます。
彼女が好んで植えた植物は竹以外にもあり、寒椿、ざくろ、かるみや、おおさかづきもみじなどです。
日本の魅力的な木々を眺めると、当時の彼女の気持ちをイメージできるかもしれません。
展示物や庭が魅力的な新宿区の文学にまつわるスポット「林芙美子記念館」。
交通アクセスや定休日などをお伝えします。
●所在地:東京都新宿区中井2-20-1
●営業時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
●定休日:月曜日(月曜日が休日にあたるときはその翌日)/年末年始(12月29日~1月3日)
●アクセス方法:都営地下鉄大江戸線・西武新宿線「中井駅」より徒歩7分ほど/地下鉄東西線「落合駅」より徒歩15分ほど/西武バス「中井駅」より徒歩5分ほど
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まとめ
新宿区の文学施設「林芙美子記念館」の概要をご紹介しました。
家屋には特徴があり、庭にもさまざまな植物が植えられていたことがおわかりになったでしょうか。
未だ訪れたことのない人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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