新型コロナウイルスの流行により、東京都でも在宅ワークを推進する企業が増えてきています。
そうした背景もあり、現在マイホームの購入を検討されている方のなかには、在宅ワークをするためのスペースがほしい、とお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、主に新宿区でマイホームの購入を検討している方に向けて、在宅ワークに適した間取りのタイプについて解説します。
マイホーム購入時に考えたい在宅ワークに適した間取りのタイプとは?
在宅ワーク用のスペースには、完全個室・半個室・オープンタイプといった3つのタイプがあります。
それぞれの特徴を理解し、自分に合うタイプの間取りを選択しましょう。
たとえば、仕事とプライベートをきっちり分けたい方には、周囲の環境に影響されることなく集中できる、完全個室タイプの間取りがおすすめです。
リモート会議の際も、家族の声や映りこみを気にすることなく集中できます。
その反面、ほかのタイプより建築費用が高いことや、仕事をしながら子どもの様子を見られないことがデメリットです。
また、在宅ワーク専用の完全個室を設けるのが難しい方には、間仕切りやスキップフロア、家具などで区切る半個室タイプがおすすめです。
費用も抑えやすいうえに、配置を工夫すればリモート会議にも十分対応できますが、防音性がありません。
洗濯機の音や家族の話し声が気になってしまう場合には、ほかの方法を検討しましょう。
子どもの様子を見ながら仕事をしたい場合や、在宅ワークが一時的なものである場合は、リビングにデスクを置いて作業スペースを確保するオープンタイプがおすすめです。
デスクは比較的簡単に設置できますが、仕事とプライベートの線引きができなくなってしまう可能性もあるので、オンとオフを切り替えられるように工夫しましょう。
マイホーム購入時に考えたい在宅ワークに適した間取りのポイントは?
在宅ワーク専用のスペースを設けるうえで、押さえておくべきポイントは主に3つです。
●机の配置
●照明
●コンセントの数
まず、余計なものが視界に入らないよう机は壁向きに配置し、机の周りには必要最低限のもの以外置かないようにしましょう。
そうすることで、より集中しやすい環境が整えられます。
また、照明は昼光色や昼白色など、目が疲れにくいものを選ぶことが大切です。
さらに作業しやすい環境にするためには、コンセントの数や配置も重要です。
作業スペースのどこに何を設置するのかなるべく早い段階で決定し、必要な位置に必要な数のコンセントを設置できるよう、建築会社と相談しましょう。
まとめ
今回は、マイホームの購入を考えている方に向けて、在宅ワークの効率を上げる間取りのタイプについて解説しました。
在宅ワークに適した間取りは、仕事内容や家族構成などによってそれぞれ異なります。
押さえておくべきポイントをしっかりと把握し、適切なタイプの間取りを選びましょう。
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