4LDKのマンションは、2人兄弟の子ども部屋・書斎・夫婦の寝室など、使い勝手が良いように思える間取りです。
しかし、いざ売却しようとするとメリットだと思われていたものがデメリットに転じてしまい、なかなか買い手が見つからないのはよくあるパターンです。
今回は4LDKのマンションがなぜ売却しづらいのか、また売却するためにはどんな方法が効果的なのかもご紹介します。
4LDKのマンションはなかなか売却できない?売りにくい理由
4人家族にとっては理想的な間取りのように思える4LDKのマンションですが、大きく分けて2つの理由から売れにくいと考えられています。
1つ目の理由は価格が高いという点にあります。
4LDKの最大の魅力は部屋数の多さです。
新築で購入する際はそこに魅力を感じて決断したという方も多いでしょう。
しかし、部屋数が増えれば当然面積も広くなり、その分物件の価格が上昇します。
4LDKの魅力であったはずの部屋数の多さは、価格を上昇させてしまうため、売却する際になかなか買い手がつかなくなってしまうのです。
中古のマンションで高いお金を出すくらいなら、もう少し狭くても良いから新築で3LDKを購入したほうが良いと考える方も少なくありません。
東京都23区東部における間取り別のマンション売却相場によると、1㎡あたりの単価は3LDKが47.5万円で4LDKは44万円です。
単価だけで見ると需要の高い3LDKのほうが高額ですが、成約価格は3LDKが2,850~3,800万円、4LDKが3,960~4,400万円となっています。
面積が広い分4LDKのマンションのほうが高額になってしまうのです。
2つ目の理由は部屋数が多すぎるという点にあります。
子どもが小さいうちは良いのですが、大学生や社会人になった際に家を出て行くとその分部屋が余ってしまうのです。
こうした点から4LDKのような部屋数の多い物件はそもそも需要が少ないことが伺えます。
4LDKのマンションを売却しやすくする方法
売却しにくい4LDKのマンションですが、コツをしっかり押さえれば十分売れる可能性はあります。
ここからは売却しやすくするためのコツをご紹介します。
まずは、豊富な収納スペースをアピールすることです。
とくに大家族の方は子育てに必要なものが多く、収納スペースに困っていることが多いです。
豊富な収納力をアピールできれば買い手もつきやすいでしょう。
そして、リフォームの相談なども柔軟に対応することが重要です。
どんな価値観の方が購入するかわからないので、売主の判断でリフォームはせずに、検討している方の好みに合わせてリフォームの相談も受けるようにしましょう。
たとえばリフォーム費用を半分持つなど、そういった柔軟性を持っていると買い手が付きやすくなります。
まとめ
今回は4LDKのマンションが売却しにくい理由と、売却するためのコツについてご紹介しました。
これから4LDKのマンションを売却しようと考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
コツは収納力をアピールすることと、購入希望者との柔軟な交渉です。
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