近年、「家の玄関に表札を出さない」という家庭が増えてきていることをご存じでしょうか。
戸建てはマンションに比べると表札を出している場合が多いですが、やはり全体的な数字としては表札を出したくないと感じる方が増えているのは事実です。
今回は戸建ての購入を考えている方に向けて、戸建てにおいて表札を出さないメリットとデメリット、出す際の注意点についてご紹介します。
戸建てで表札を出さないメリット
冒頭で述べたとおり近年は表札を出さない方が増え、住んでいる家の玄関に表札を出していない方の割合は、全体の半数近くを占めています。
ただ、割合を底上げしているのは賃貸物件に住んでいる方で、持ち家で表札を出していない方は2割弱にとどまるのが現状です。
購入した戸建ての玄関に表札を出さないメリットは、主に以下の2点があげられます。
まずは、プライバシーの問題です。
現代において個人情報はとても大切で、名前と住所を出すだけでも怖いという方は少なくありません。
不安な方は、名前を出さず番地のみ玄関先に付けておくのも良いでしょう。
また、悪質な訪問販売や犯罪を防止するといった、防犯面でのメリットもあげられます。
とくに家庭内全員のフルネームを表札に載せていると、家族構成を想定した営業をしてくる可能性があるため、気を付けましょう。
戸建てで表札を出さないデメリット
一方で、表札を出さないことで生じるデメリットがあることも留意しておきましょう。
まず、表札がないと名前が分からないため、郵便物の誤配が起こる可能性が高くなります。
宅配をよく利用する方は番地だけでも表記しておくなど、対策が必要になるかもしれません。
また、戸建てにおいて表札は地域内のコミュニティ形成に役立つことがあります。
とくに引っ越してすぐは表札で名前を覚えてもらえることも多いため、表札がないと「近所付き合いを遠ざけているのでは?」と思われるかもしれません。
さらに、災害時に救援が遅れる可能性があることもデメリットの1つです。
表札がないと近隣住民や救護隊が声をかけづらくなり、避難や救出に手間取る可能性があります。
戸建てで表札を出す場合の付け方や注意点
購入した戸建てに表札を出す際、付け方のポイントをチェックしておきましょう。
表札にはいろいろな種類があるため、まずは家の表札がどんなタイプか確認してみてください。
玄関に貼り付ける一般的な表札から、ガラスや石を埋め込むデザイン性の高いものまであるため、家の雰囲気に合った表札を選びましょう。
表札にどこまで名前を入れるかも注意すべきポイントです。
家族全員のフルネームを入れている家もありますが、現代は防犯上苗字のみの表札であることも多いです。
また、表札に見覚えのないマークが付いていた場合、悪質な訪問販売員や犯罪者の仕業である可能性が高いため、必ず消しておきましょう。
まとめ
購入した戸建てに表札を出すか出さないかは自由なため、現代では防犯上表札を出さないという方も増えています。
表札を出すメリットとデメリットをよく理解したうえで、ご自身のライフスタイルに合わせて考えてみてください。
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