マンションを購入して自分好みにリフォームしたいという方は少なくありません。
しかし、マンションにはリフォームできない場所もあります。
「リフォームできない部分をリフォームしてしまった…」なんて後悔しないよう、マンションをリフォームするうえでのポイントをご説明します。
マンションのリフォームのポイント①できる範囲
マンションは自分だけが使える専有部分と皆で使う共用部分で構成されています。
リフォームできる範囲は、自分だけが使うことのできる専有部分です。
専有部分は躯体(コンクリート)で区画された住戸の内側で、間仕切り、住宅設備、建具、天井、床などです。
なお、以下の部分は専有部分のようにも思えますが、実は共用部部分なのでご注意ください。
●ベランダ
●窓サッシ
●玄関ドア
●配管
これらを専有部分と勘違いしてリフォームしてしまわないよう注意しましょう。
マンションのリフォームのポイント②下準備
マンションのリフォームは一戸建て住宅のリフォームとは違います。
なぜなら、隣や上下に住民がいて、迷惑がかかるおそれがあるからです。
具体的にはリフォーム前に以下の準備をしましょう。
●管理組合への申請・届け出
●近隣への挨拶
●仮住まいの手配
●家具の移動
●片付け
マンションには多くの方が住んでいるので、工事の際の騒音や作業員の出入りなどで近隣の方に迷惑をかけてしまいます。
リフォームで近隣に迷惑をかけることで間関係が歩くなり、住みづらくなることのないよう、忘れずにご挨拶するのがポイントです。
リフォーム業者のなかにはお詫びの手紙や粗品を準備してくれるところもあります。
マンションのリフォームのポイント③注意点
マンションリフォームの最大の注意点は、専有部分のみをリフォームすることです。
また、管理組合への事前の届け出のほか、隣戸の承認を義務づけられている場合や、床材など工事に関する制限がある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
とくに床材のリフォームについては規定の遮音等級を満たす必要があるので、管理規約で確認が必要です。
マンションのリフォームは、管理規約に違反しないようにおこなわなければなりません。
ほかにも管理規約とは別に、総会や理事会独自のルールがある場合もあり、こちらも確認しなければなりません。
知らずにリフォームするとトラブルに発展する場合もあるので、事前にルールを確認してリフォーム業者に伝えておくのがポイントです。
まとめ
マンションには専有部分と共用部分があり、リフォームできる範囲は専有部分だけです。
ベランダや玄関ドアなど一見すると専有部分に思えるところでも、共用部分なので注意しましょう。
管理組合に申請、近隣への挨拶などマンションのリフォームならでは注意点を踏まえ、しっかり準備するのがリフォーム成功のポイントです。
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