近年、老後資金の問題がさまざまな場所で取り上げられていますが、、どのように対策するか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
老後資金問題を解決する方法の1つに「リバースモーゲージ」があります。
今回は、リバースモーゲージとは一体どのような制度なのか、意味や取り扱うメリット・デメリットをご紹介します。
リバースモーゲージとはどういうもの?
リバースモーゲージとは、所有する不動産を担保として一括、または定期的に金融機関から融資を受け取る仕組みです。
受けた融資は契約者が死亡した後に支払う決まりとなっており、返済方法は現金一括か自宅の売却どちらかを選べます。
55歳以上のの方が契約対象にあたることが多く、老後の生活資金や医療費、子どもへの生前贈与、ローンの残債の支払いなどを用途とするケースがほとんどです。
また、毎月の返済額は利息のみであるため、限られた資金を有効活用できるでしょう。
リバースモーゲージ利用するメリット
リバースモーゲージのメリットは、やはり月々の支払いを抑えられる点でしょう。
老後生活中の支出を減らせるため、自宅のリフォームや老人ホームの入居資金などに充てることも可能です。
返済方法を死亡後の自宅売却に設定していれば、自宅を手放さずに融資を受け続けられます。
金融機関によっては、契約を配偶者が引き継ぐこともできるため、さまざまなリスクを回避できるでしょう。
リバースモーゲージのデメリット・リスク
あらゆるメリットがある不動産担保制度ですが、デメリットを知っておかないとトラブルに巻き込まれる可能性があります。
不動産担保制度を利用するうえで考えられるリスクは主に以下の3つです。
1つ目に挙げられるのは団体信用生命保険に加入できない点です。
契約者が死亡した場合でも返済義務は残り続けるため、保証人や親族に負担が掛かるかもしれません。
2つ目に挙げられるのは不動産価値の変動により、融資極度額の見直しがされる点です。
土地の価格減少により極度額が見直しされた場合は、差額を途中返済する必要があります。
3つ目に挙げられるのは変動金利リスクで、毎月の支払額が変化する点です。
金利が大幅に上昇してしまった場合は、支払い金額も高騰してしまう恐れがあります。
まとめ
リバースモーゲージは利息のみが月々の支払いとなるため、生活の支出を抑えながら融資を受けられるでしょう。
ただ、不動産価値の下落や金利上昇などのリスクには備えておかなければなりません。
用途に合わせてしっかりと計画することで、さまざまなリスクを回避しましょう。
私たち株式会社ベストパートナー 本店は、新宿区を中心にさまざまな物件を取り扱っております。
経験豊富なスタッフがお客様に最適なご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓