新型コロナウイルスによる社会経済の影響は、今もなお続いています。
そのため、住宅ローンの支払いが難しい方が多くいるでしょう。
そこで今回、住みながら売却できるリースバックの仕組みとはなにか、メリットとデメリット、リバースモーゲージの違いをご紹介します。
住宅ローン返済が苦しい方は記事を参考に不動産売却を検討してみてください。
リースバックの仕組みとは?
リースバックとは、不動産を仲介をしている会社に買い取ってもらい、これまで住んでいた物件を賃貸物件として借りる仕組みのことです。
売却後でも同じ家に住めるため、子どもがいる家庭では、転居しなくても済む点や周囲に気付かれずに売却ができます。
また、契約によっては、買い戻し特約が付いている場合があり、将来、金銭的に余裕が出た際に購入が可能です。
不動産を売却し、住宅ローン返済に充てられるため、リスクを減らせるでしょう。
ただし、住宅ローン残債額と売却価格で負債が残る場合は、返済が必要です。
そのため、不動産売却前に残債を確認しておきましょう。
リースバックのメリットとデメリットとは?
メリットは、不動産を手放したあとでも住み続けることが可能な点です。
近所や親戚、子どものお友達関係などの周囲にバレずに売却ができます。
また、固定資産税や災害保険、修繕費などの維持費や引っ越し費用がかからないため、年間の支出を減らせ、その分、家計へのダメージを軽減できるのもメリットのひとつです。
住宅ローン返済がなくなることで、老後や子どもの将来の学費などの資金計画や家計見直しが図りやすくなります。
一方、デメリットは、一般の売却相場より6割〜9割の価格での取り引きとなり、自分所有でなくなる点です。
リースバックは、賃貸物件として契約は可能ですが、家賃の相場より高く設定されている傾向があるため、家計の見直しなどの目的の際には注意しましょう。
賃貸借契約は基本的に2年ごとの更新のため、断られるケースもあります。
一般賃貸借契約との違いは、設備などの修繕費を借主が負担する点です。
また、買い戻しをする場合には、売却価格の1.1〜1.3倍ほどの高い値で取り引きとなるため、デメリットのひとつと言えます。
リースバックとリバースモーゲージの違いとは?
リバースモーゲージとは、不動産を所有権を渡し、かわりに資金を借り入れができ、毎月の返済が利子のみになる仕組みです。
所有者が亡くなった後、不動産を売却し、出資した資金を回収します。
なお、回収方法は、売却または相続者による一括返済の2種類あります。
リースバックとの違いは、売却タイミングが先かあとか、融資方法が一括または都度なのか選べる点です。
なお、利用者の対象者が高齢者向けな点もリースバックとの違いのひとつでしょう。
まとめ
リースバックとは、住み続けられるのを目的とした不動産売却方法のひとつです。
人それぞれの事情により、売却後、賃貸物件として借りる方法を選択しなければならない方がいるでしょう。
また、リバースモーゲージとの違いは、住み続けられるのは一緒ですが、対象者や売却のタイミングが違います。
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株式会社ベストパートナー 本店 メディア 担当ライター
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