タワーマンションは魅力的な物件として注目されているため、売却も簡単だと思えるのではないでしょうか。
実際に売り出してみると想像とは異なる場合も珍しくないので、売却のポイントはしっかりご確認ください。
今回は、タワーマンションの売却は難しいとされる理由、高く売れる物件の特徴、売却時の注意点をそれぞれご紹介します。
タワーマンションの売却は難しいとされる理由
タワーマンションは市場に登場してからまだ20年程度しか経っておらず、大規模修繕にかかる費用が現在でもよくわかっていません。
一般的なマンションよりも高層であるため、工事に大きな手間がかかり、修繕積立金だけでは足りなくなるおそれもあります。
このような大規模修繕にともなう金銭的なトラブルや負担の懸念から、タワーマンションは敬遠される場合があるのです。
また、住宅ローンの金利は現在のところは低水準ですが、今後上昇する可能性があることも、売れ行きを悪くする原因のひとつです。
さらに、タワーマンションにおいても立地は重要であり、最寄駅から遠いなどの理由で売れないケースも珍しくありません。
高く売却できるタワーマンションの特徴
前述のとおり、タワーマンションの立地は売却に影響しやすく、便利な場所にあると値段が上がります。
たとえば最寄駅から徒歩5分圏内に位置しているなど、駅近の物件なら高く売れる可能性が出てくるでしょう。
日当たりの良し悪しも重要で、部屋が南に向いていたり、角部屋で2方向から日が差したりすると、値段を上げても売却可能なことがあります。
また、コンシェルジュやドアマンがいるなど、タワーマンションならではの管理サービスがあることも、高値が付きやすい条件のひとつです。
このような高く売れる特徴があるかどうか、売却を始める前に一度チェックしてみてください。
タワーマンションを売却する際の注意点
タワーマンションとはいっても、実際に売り出しているのが低層階の部屋だと、売れ行きが少し悪くなります。
タワーマンションの買主には高層階を希望する方が多いため、低層階の部屋は売り方を工夫しましょう。
たとえばその物件の住人が全員利用できる特殊な共用サービスなどがあれば、しっかりアピールしてください。
このほか、不動産の売却にはさまざまな税金や手数料が付き物であり、タワーマンションを売る際にももれなく発生します。
売主の手元に残る金額がいくらなのかは、印紙税・登録免許税・仲介手数料などの出費をふまえて考えることにも注意が必要です。
まとめ
タワーマンションは、大規模修繕にかかる費用がわからないなどの理由で売れにくい場合も珍しくありません。
駅に近い、日当たりが良いなどの条件があれば、物件が高く売れる可能性があります。
実際に売却を始める際には、低層階だと売れにくいといった注意点も押さえておきましょう。
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