事故物件を所有していて、売却を検討するときに、建て替えたほうが良いのかお悩みの方もいらっしゃると思います。
ここでは、事故物件を建て替えたときの資産価値やメリット、費用についてご紹介いたします。
事故物件の売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
事故物件を建て替えたときの資産価値は?
一般的に、事故物件は建て替えても、資産価値は上がらないことが多いです。
なぜなら、事故物件となってしまった場合、建て替えても恐怖感や不快感などの心理的瑕疵が残るためです。
また、建て替えたり更地にしても、心理的瑕疵である旨の告知義務は残り続けるため注意しましょう。
具体的には2割~5割程度の資産価値の低下になりがちですが、人気が高いエリアであれば、相場の2割~3割低い売却価格で売却できることがあります。
事故物件を建て替えるメリットは?
まず、事故物件を建て替えると、買い手が見つかりやすくなるのは大きなメリットでしょう。
なぜなら、建て替えることで、事故物件特有の不快感などが払拭されやすく、事故物件である事実は気にならないという買主も多くいるからです。
また、建て替える際には、建物の基盤から設計できるため、間取りや設備などの自由度が上がるメリットもあります。
たとえば、シェアハウス向けにしたり、賃貸物件など用途変更した物件にすることが可能となります。
ほかにも、建て替えであれば、住宅ローンの選択肢が多くなるため、資金調達しやすいこともメリットです。
事故物件を建て替えたときの費用は?
事故物件を建て替えたときには、解体費用・登記費用・地盤調査や地盤工事の費用・設計建築費用などがかかります。
事故物件を解体する際の費用は、物件の構造や広さにより変わりますが、相場は60万円~200万円程度です。
建て替えたときの登記としては、建物滅失登記・建物表題登記・所有権保存登記・抵当権設定登記が必要となり、それぞれに費用がかかります。
登記のp手続きは司法書士に依頼するのが一般的で、合計での相場は20万円程度です。
ほかに、建て替える前に必要な地盤調査に5万~25万円程度の費用がかかり、地盤改良工事が必要になると、1坪3万円程度の費用もかかります。
建て替える建物の建築費用は、1坪50万円程度が相場です。
まとめ
事故物件を建て替えても、一般的に資産価値が上がらないことが多いですが、買い手が見つかりやすくなるなどのメリットはあります。
ただ、事故物件の告知義務は残り、さまざまな費用もかかってくるため、建て替えるかどうかはよく検討するようにしましょう。
私たち株式会社ベストパートナー 本店は、新宿区を中心にさまざまな物件を取り扱っております。
経験豊富なスタッフがお客様に最適なご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
株式会社ベストパートナー 本店 メディア 担当ライター
ベストパートナーでは、新宿のマンション・不動産情報をご紹介しております。弊社はお客様のご希望を丁寧にお伺いし、皆様のライフスタイルにぴったりのお住まい探しをお手伝いできるよう当サイトのブログでも不動産に関連した記事をご紹介しています。