使っていない土地はそのまま置いておいてもコストがかかるので、収益を上げるために上手に活用したいものです。
土地活用にはさまざまな経営方法があり、所有している土地に適した形態を選ぶことが大切です。
今回はトレーラーハウス経営による土地活用について、メリットから注意点まで分かりやすくご紹介します。
トレーラーハウスとは?土地活用のひとつとして注目
トレーラーハウスとは、自動車で牽引して移動できる車輪付きの住宅のことで、アメリカで発祥しました。
2000年ごろから日本国内でも知られるようになり、東日本大震災のときに仮設住宅として利用され認知度が高まりました。
この住宅は定められた条件を満たせば車両扱いとなる点が特徴で、建築物のように固定資産税や不動産取得税の納税義務もありません。
トレーラーハウスは住み心地を重視して作られており、一般的な住宅と変わらぬ機能性の高さがあります。
また、電気やガス、水道などライフラインの設備も、キャンピングカーのように簡素なものではなく一般住宅と同じように設けることが可能です。
1人暮らしからファミリー層まで、幅広い利用者の需要に合わせた広さの住まいが用意されています。
トレーラーハウス経営で土地活用をする際のメリット
トレーラーハウスは、住まい以外にも事務所や店舗、営業所など、さまざまな用途に使用できる点が大きなメリットです。
また、車両扱いのため、一般の住宅が建築できないような市街化調整区域でも設置することが可能です。
この住宅の価格は200万円ほどから、他に設置や移動には50~100万円の費用がかかりますが、コストを比較的安く抑えられるメリットもあります。
本体の償却期間が約4年、固定資産税や不動産取得税がかからないなど、節税効果の面でも優秀です。
トレーラーハウス経営で土地活用をする際の注意点
トレーラーハウスは基本的に市街化調整区域への設置もできますが、規制されている地域もあるので、前もって自治体に確認を必要とするのが大切な注意点です。
また、車で牽引して移動できるのが特徴ですが、運搬費や設置費として決して安くない費用がかかることを覚えておきましょう。
もうひとつの注意点として、トレーラーハウスは本体の重量がけっこう重いため、地盤が緩い土地には設置できないことが挙げられます。
まとめ
トレーラーハウスとは車で牽引して移動できる車輪付きの住宅のことで、ライフラインの整備や機能性などが考慮された住み心地が良い家です。
節税効果や用途の幅広さなど、いくつかのメリットとともに、土地活用する際にはいくつかの注意点もあるので前もってチェックすると良いでしょう。
私たち株式会社ベストパートナー 本店は、新宿区を中心にさまざまな物件を取り扱っております。
経験豊富なスタッフがお客様に最適なご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
株式会社ベストパートナー 本店 メディア 担当ライター
ベストパートナーでは、新宿のマンション・不動産情報をご紹介しております。弊社はお客様のご希望を丁寧にお伺いし、皆様のライフスタイルにぴったりのお住まい探しをお手伝いできるよう当サイトのブログでも不動産に関連した記事をご紹介しています。