住み替えのつなぎ融資とは?必要になるケースや利用のメリットをご紹介
住宅の住み替えの際に、住宅ローンを組む方も多いかもしれませんが住宅ローンは住宅が完成しなければ受け取れません。
しかし、実際に住宅が完成するまでにさまざまな支払いがあり、そんなときに助けてくれるのがつなぎ融資です。
今回は住み替えのつなぎ融資とは何か、必要になるケースや利用のメリットをご紹介します。
住み替えのつなぎ融資とは?
つなぎ融資とは、住宅ローンのお金を受け取るより前に代金支払いが必要になったときなどの一時的な資金不足を補うことを目的とした短期融資です。
住宅ローンのように毎月少しづつ返済していくのではなく、住宅ローンが受け取れるまでは、利息のみを支払い住宅ローンが入った時点で一括返済をおこないます。
短期間で一括返済が必要になる点からも、まさに住宅ローンが受け取れるまでのつなぎの役割を持った融資といえるでしょう。
つなぎの役割を持った融資のため、融資期間も短く1か月~1年以内である場合が多いです。
また、つなぎ融資の金利は多くの住宅ローンよりも高い場合が多いので、実際に融資を受けたい際にはしっかりと検討するようにしましょう。
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住み替えでつなぎ融資が必要となるケースとは?
つなぎ融資が必要になるケースは大きく3つあり、1つ目は売却タイミングが合わないケースです。
現在住んでいる住宅の売却資金を新居の購入代金に充てたいと思っている場合、購入者が見つからなかったり何らかの事情で売却がずれこんだりすることがあります。
そんなときにはつなぎ融資を利用し売却ができ次第、売却資金で一括返済をおこないましょう。
2つ目は、抵当権を抹消する資金がないケースで、現在の住宅のローンが残っている状態では抵当権の抹消ができず売却できません。
ローンの残りが少ない場合は、つなぎ融資でローンを完済し抵当権を抹消すれば売却が可能になります。
3つ目は、住宅購入資金が間に合わないケースで、つなぎ融資を利用するケースとして多いです。
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住み替えでつなぎ融資を利用するメリット・デメリット
つなぎ融資を利用するメリットは、今の住宅に住みながら新居を探す買い先行になる場合が多く、仮住まい費用が不要な点があります。
今住んでいる住宅を売却してから新居探しになると、今住んでいる住宅から仮住まい、仮住まいから新居の2回の引っ越しが必要で費用と手間がかかります。
しかし、つなぎ融資を利用し買い先行で住み替えをおこなう場合は、今住んでいる住宅から新居への1回の引っ越しで終わりです。
一方でつなぎ融資を利用するデメリットは、融資期間内に住宅を売却するなどして一括返済する資金を用意しなければ年利14%程度の遅延損害金が発生する点です。
住宅の売却資金を返済に充てようと考えている場合、早く売るために想定よりも安い売却価格になるかもしれません。
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まとめ
今回は住み替えのつなぎ融資とは何かなどについてご紹介しました。
つなぎ融資とは、一時的な資金不足を補うための短期融資で1か月~1年で一括返済をする必要があります。
つなぎ融資にはメリット・デメリットがあるため実際に利用する際にはよく検討するようにしてください。
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