不動産を探していると「第一種住居地域」のフレーズを目にする機会があります。
そもそも第一種住居地域とは何か、第一種住居地域にマイホームを建ててメリットはあるのかなど、いろいろと疑問に感じることも多いでしょう。
今回は第一種住居地域について、概要と建築可能な建物の種類、土地を購入するメリットやデメリットをご紹介します。
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土地購入前に知っておきたい第一種住居地域とは
第一種住居地域は、実際に居住している人々の生活環境を最優先に保護することを目的として指定された地域です。
これは、13種類の用途地域の一つであり、「第一種低層住居専用地域」や「田園住居地域」「商業地域」などと並んで存在します。
用途地域は、土地の効率的な利用を促進するために制定されており、地域ごとに建築物の種類や建ぺい率などが規制されています。
第一種住居地域では、建ぺい率が50~60%または80%、容積率が500%まで、道路の斜線制限の適用距離が20~35mなどが主な制限です。
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第一種住居地域にある土地に建てられる建物とは
第一種住居地域の土地を購入した場合、建てられる建物は一戸建て住宅やマンション、または限られた規模の店舗や事務所兼住宅です。
土地面積が3,000㎡以内であれば、プールや宿泊施設、飲食店、ボーリング場なども建設できます。
また、床面積が50㎡以下でかつ環境への影響が小さい場合は工場、床面積が合計3,000㎡以下でかつ火薬類の設置が少ない場合はガソリンスタンドの建設も可能です。
ただし、パチンコ店や映画館、風俗店などの建設は第一種住居地域では認められていません。
また、床面積が合計10,000㎡を超える飲食店や店舗も、第一種住居地域に建設することができない建物の範疇に含まれます。
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第一種住居地域に該当する土地を購入するメリット・デメリット
第一種住居地域にある土地を購入するメリットは、周辺にスーパーマーケットなどの商業施設が建つ可能性が高く、駅も近いなどの利便性の高さです。
また、遊戯施設がない代わりに学校や事務所などが建てられるため、快適な住環境を確保しやすく、交通量も比較的多いため防犯上の観点からもメリットがあります。
ただし、人の往来が多いと通行人の話し声などが聞こえやすくなり、騒音に悩まされる可能性もあるでしょう。
また、第一種住居地域は高さ制限が比較的緩めな点もデメリットであり、近隣に高層建築物が建てられると日当たりが悪くなるリスクがあります。
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まとめ
第一種住居地域とは、生活を営む方々の住環境を保護する目的で指定された地域のことです。
一戸建て住宅や宿泊施設は建てられますが、パチンコ店や映画館などは建築できません。
第一種住居地域の土地を購入すると利便性は高いものの、騒音問題に悩まされる可能性があるため、時間をかけて検討しましょう。
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株式会社ベストパートナー 本店 メディア 担当ライター
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